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不快感を感じたときがトイレリフォームのタイミング!
2019/07/30
「まだ使えるんだけどもう10年以上になるから、リフォームした方がいいのかな…」と思いがちですが、リフォーム時期の基準はありません。
トイレに対して不快感があるときがリフォームの最良のタイミングではあります。
また、リフォームの目的によって目安になるタイミングありますので、ご紹介します。
トイレの流れが悪いと感じたら直ちに改善を!
トイレを長く使っていると、劣化・汚水路・排水管などが原因で流れが悪くなってきます。流すのに必要なタンク内の水量が少ないことや排水管内でつまりが起きていることから水の流れが悪くなるケースが最も多いです。 タンク内にある浮袋(フロー)は水位の基準を示すもので、劣化すると沈むため水量が少なくなります。または、タンクの一番下にあるフロートバルブというゴム状の栓につながっている鎖や本体に異常があると流すときの水の量が少なくなります。フローもフロートバルブも交換すると改善されますが、専門業者に依頼することをおすすめします。 排水管の詰まりが原因で水の流れが悪い場合、手前にある汚水路の詰まりであればスッポンと呼ばれるラバーカップで解消されますが、ラバーカップで解消されない詰まりは業者に依頼するしかありません。 |
トイレの臭いを解消して快適な空間に!
トイレに入った瞬間感じる臭いは心地良くありませんよね。便器内、壁や床などにかかった尿ハネをそのままにして置くと雑菌の繁殖によりアンモニア臭が発します。または、便器内やタンク内には水が多くあるためトイレ室は湿気が多く、カビが繁殖してカビ臭を発します。 【掃除箇所】 1.便器、便座、便座の下 便器の外側は中性洗剤やお掃除シートを使ってよく拭き取ります。便器のフチ裏は汚れが残ってしまいがちなので、ブラシと酸性洗剤を使ってこすり洗いが必要です。 便座の下にも汚れがある場合は、便座を取り外すかスライドさせて汚れを拭き取ります。 2.タンクの中 タンクの中は水が多くあるためカビが発生しやすいところです。タンク内から臭いが出ていたら、便器を掃除しても臭いは解消されません。タンク用の洗剤を使って歯ブラシなどでこすってカビを取り除きます。 3.壁や床 壁や床には尿ハネがありますので、中性洗剤やお掃除シートでよく拭き取ります。また、便器と床との境目のあたりもよく拭き取りましょう。 雑菌をなくすことで臭いの元を断つことができます。トイレは家族全員が使う大事なところなので、こまめに掃除して快適な場所にしましょう。 |
インテリアとしてのリフォーム!
「何かトイレが使いづらい」って感じていませんか。特に故障したわけでもないのに不快感を感じ始めたら、寿命を迎えリフォームの時期といえます。 陶器の便器の場合、古いタイプは表面に凹凸がありコーティングしているのですが、それが剥がれてくると汚れがたまります。ところが、最近の便器は凹凸がなくツルっとした仕上げのため汚れがつきにくいです。 また、便器のフチ裏が掃除しやすく汚れが残りにくい形状になっていたり、水がたまっている面積が広い便器も汚れがつきにくいです。 素材や形状もよく工夫されているため掃除もしやすく、最も不快な臭い問題も解消されます。また、便器の交換と同時に消臭機能を持つ壁や床にリフォームするとより嫌な臭いをシャットアウトできます。 トイレの技術で最大に進化したのは汚れにくいという点で、清潔でオシャレ感があるのでインテリアの一つにもなります。 |
トイレの寿命って!?
トイレの場合どのくらい長持ちするのかがわかりにくいですよね。壊れない限り使えると思っていると大きなトラブル起きてしまいます。本体から水漏れしたり、配管故障が起きてくるのは大体20年~30年経ったころです。この時期がきたら修理ではなくリフォームの時期と考えて、買え替えをおすすめします。 それぞれの家庭によって家族構成やライフスタイルが違います。何年使ったからと考えるよりも、「便器の汚れが落ちない」、「こまめに便器を掃除したり壁や床も拭き掃除をしているのに臭いが落ちない」というときも交換時期です。 トイレのリフォームで大事なことはコストがどのくらいかかるという点です。最新型にこだわるというよりか、機能が必要なものかということです。必要のない機能をつけないだけでも費用が安くなりますので、よく検討した方がいいですね。 風呂場や洗面所など他の水回りもリフォームが必要なときは、一緒に見積もってもらうことで割安が期待できます。 |
まとめ
トイレは隠す場所と思っていませんか。 トイレと一体型になっているタンクレスは、便器の周囲が広くなりゆったりとしています。出入りしやすく、掃除もしやすいというのがメリットです。 清潔感やデザイン性があるトイレは見せるインテリアとなり、家族全員を快適にしてくれるでしょう。 |