マンションのトイレリフォーム費用とおすすめポイントは?
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マンションのリフォームに関しては、水回りのリフォームをするケースが多く見られます。特に10年~20年でトイレリフォームをする人が多くなっています。マンションのトイレリフォームの費用と、おすすめしたいリフォームのポイントについて紹介します。
マンションのトイレリフォームにはいくら位かかる?
マンションのトイレリフォーム費用ですが、平均費用としては20万円~100万円まで幅があります。便器と便座だけのリフォームでは5万~10万円で安くできますが、最新の温水便座や暖房、脱臭機能付きや節水タイプなどを選べば10万円~20万円となります。
また、自動洗浄やタンクがないタイプ、蓋が自動開閉する最新タイプならば、20万~30万以上と便器・便座だけでも高額になります。便器・便座の交換は、求めるトイレの最新機能によって、5万~30万円と費用も異なってくると考えるといいでしょう。
他にも、トイレ内の設備的なリフォームをする場合の費用も見ていきます。手すりを付ける際は10万円未満ででき、床材を張り替える場合は便器を移動しますので10万円~20万円かかります。温水便座や暖房付きのトイレなどにする場合で、コンセントがトイレ内にない場合はコンセントを設置する工事を行うのに別途10万円未満の費用が必要です。
また、タンクレストイレにして、手洗い場を別にトイレ内に作る際には、工事費だけで8万円ほどの費用が発生します。設備的な面でのリフォームにはそれなりの費用がかかります。トイレの内装も変える場合の費用についても紹介します。トイレ本体と床、壁すべてをリフォームすると、20万円もしくは30万円~60万円が必要です。
どんな内装にするのか、素材によっても費用に幅が出てきます。和式を洋式にする場合も、50万円以上の高額な費用が必要です。トイレの位置を変え、排水管を移動させる場合も高額となりますので、知っておきましょう。
マンションのトイレリフォームのおすすめポイントは?
マンションのトイレリフォームの費用について見てきましたが、費用を押さえたいという人も多いでしょう。その場合、便器と便座だけを新しいものに変えるのが一番安い方法です。最新の機能などを求めないならば、10万円以内の費用で実現できます。
それ以外に設備や床や壁もリフォームする場合は、少し高額になりますが、マンションのトイレの壁や床が汚れてきた、匂いが染みついているとリフォームをしたい人も結構います。費用はかかりますが、床や壁のリフォームもおすすめです。
また、マンションのトイレは通気が悪く、湿気がこもってカビが生えやすいこともあり、壁や床をリフォームする人も出てきます。そんな場合には、壁や床に防カビ効果や防水性のある素材を選んでみるのがリフォームのポイントです。調湿効果や消臭効果のある珪藻土を選ぶのもおすすめです。
トイレリフォームには、実はいろいろなリフォームがありますので、便器・便座だけのリフォームにするのか、設備や内装もリフォームするのか、どんなリフォームをしたいのか、要望や改善点をしっかり考えた上で取り組むことが大切です。それによって、予算も大きく変わりますので、後でリフォーム会社と意見が異ならないようにするのもポイントです。
マンションのトイレリフォームで気を付けたい注意点
マンションのトイレリフォームで気を付けたい注意点についても紹介します。マンションのトイレリフォームで気を付けたいことは、マンションの排水方式を確認することです。集合住宅の場合には、床排水と壁排水が決まっていますので、それによって新しいトイレの選び方が変わってきます。
今と同じ排水タイプを選ぶことが大切ですので、事前にしっかりチェックしましょう。床排水の場合には、汚水を流す配管が床下を通り、排水管が見た目には見えないのが特徴です。壁排水では、トイレの後ろの壁に排水管が伸びているのがわかります。
マンションによってどちらのタイプのトイレが付けてあるのかを自分でチェックする必要があります。また、トイレの位置や形が以前と異なり、排水管の位置がずれて排水の勾配が取れずに流れが悪くなることもありますので、業者との確認が必要です。
さらにまた、マンションでは、それぞれに管理規約や使用細則が決められていますので、リフォーム可能な専有部分でもできない工事もあります。事前によく読んで確認してから取り掛かることが必要です。
まとめ
マンションのトイレリフォームの費用とリフォームをする際のおすすめのポイントについて紹介しました。トイレのリフォームは、10年~20年で行う人が多くなっていますので、しっかり予定を立てて、費用やおすすめポイントを理解しておくのがいい方法です。便器と便座だけをリフォームするのか、設備や内装を変えるのか、どこまでのリフォームをしたいのかをまず明確にすることが大切です。
それによってリフォーム費用は大きく異なりますので、何をリフォームしたいのか、要望、改善したいポイントをしっかりとリフォーム会社に伝えましょう。マンションの現在のトイレの設置状況や規約をしっかり確認の上で、快適なトイレへのリフォームを行ってみるのがポイントです。
トイレリフォームは補助金制度が使える?減税も?
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トイレリフォームは、補助金制度があるのを知っていますか。リフォームする際に、各自治体の助成金などを活用することが可能です。また、リフォームすることで減税制度があって控除を受けることもできますので、詳しく紹介します。これを知っておくことで、リフォームもしやすくなるでしょう。
トイレリフォームの費用は平均どの位かかるのか
トイレリフォームを行う場合に、どの位の費用がかかるのかをまず知っておく必要があります。トイレリフォームの平均費用は、便器・便座だけを交換する場合と、トイレの向きや場所を変えたり、和式から洋式にチェンジしたり、増設したりが様々です。また、他の設備や内装を変えるなど全体的にリフォームすることもあります。
それぞれのリフォーム費用について見ていきますと、トイレの便器・便座だけの場合は5万~10万円で行えます。トイレの向きや場所を移動する場合もあり、一戸建ての場合は、マンションと違って管理規約などもなく、移動しやすくはなっていますが、どちらにしても排水管を変える必要が出てきます。かなり大変な工事になり、総額30万円程度かかります。
また、トイレ全体のリフォームを設備や内装まで全て行うと20万もしくは30万~60万円の費用となります。自動開閉や自動洗浄のトイレを付けたり、手洗い付きのキャビネットを付けたりすると高額となります。50万円以上になるケースでは、和式を洋式に変える場合や2台以上トイレを付ける場合、また内装や設備にこだわった素材や作りにした場合です。
リフォームする際は、リフォーム業者に要望を伝えて見積もりを取った上で検討してからスタートするといいでしょう。移動したいと思っていても、トイレの向きを変えるだけにすれば安くなることもあり、方法次第で安くできることもありますのでいろいろ相談するのがおすすめです。
トイレリフォームに使える補助金とは
リフォーム総額の見積もりがわかったところで、実際にリフォームする際に補助金を活用する方法もあります。通常のリフォームと同じように、様々な補助金や助成金が各自治体で設けられていますので、一度チェックしてみるといいでしょう。
介護のために使いやすくしたものであれば、介護保険が使えます。トイレに手すりを付けたり、和式を洋式トイレにしたり、床を滑りにくくしたりした場合などに活用でき、介護が必要な人がいる場合に最も利用しやすい補助金制度です。また、各自治体の様々な補助金・助成金制度もありますのでチェックおくのもいいでしょう。
居住する自治体の制度を一度確認しておきます。バリアフリー化、省エネ化、耐震化、防災対策、空き家改修や同居のため、子育て世帯向けなどに対する補助金・助成金制度を見てみましょう。バリフリー化では、手すりや段差をなくすケースなどがあります。
省エネ化では、節水トイレに変える場合などに適用されます。節水トイレで省エネ化が図れると2万円近い補助金があったりします。また、同居のためにトイレを2か所以上付けることも補助金や助成金のケースとなります。
それぞれに金額も異なり、事前申請が必要なものもありますので、リフォームの前に確認してみることが必要です。補助金・助成金制度などに詳しいリフォーム業者に当たってみるのがいい方法です。
トイレリフォームでは減税も可能?
また、一度払ったリフォーム費用でも、減税してもらうことが可能です。条件を満たせば、確定申告で所得控除が受けられ、税金が戻ってきます。減税となるトイレリフォームの条件も、バリアフリー化、省エネ化、同居対応、耐震化、長期優良住宅化などで、補助金・助成金制度が受けられる条件と似たような内容です。
補助金・助成金と一緒に併用して受けられ、補助金・助成金を利用していても、その額を除いた実際に支払った費用を申告することで控除が受けられます。リフォーム工事を行った年の翌年の確定申告の時期に、忘れずに税務署で申告しましょう。その際には税務署へ書類をする必要がありますので、リフォーム業者に尋ねて増改築工事証明書などをもらっておく必要があります。
そこで、どのくらい減税になるのかも気になってきますが、リフォーム費用の支払い方でも、減税が異なります。一括でリフォーム費用を払った場合とローンで払った場合とで異なってきますので注意しましょう。一括で払った場合は、20万~25万円の所得控除が最大受けられます。
ローンの場合は、5年以上のローンを組んだ場合5年間で25万円が最大控除されます。他にも控除を受けるには、様々な条件がありますので、最初に調べておくといいでしょう。条件によって受けられないということもよくありますので、確認が必要です。
まとめ
トイレのリフォームに関しての補助金や助成金が活用できることについて紹介しました。通常のリフォームと同じように、様々な補助金や助成金が各自治体で設けられています。一度チェックしてみるといいでしょう。また、所得税が減税されるのも嬉しい情報です。
どちらも上手に併用することでリフォームもしやすくなるでしょう。今、トイレをリフォームしたいけれども、予算が足らないという場合には、上手に助成金・補助金制度や所得税減税を活用してみませんか。一戸建てやマンションにおいては、10年~20年でトイレをリフォームしたい人が増えますので、タイミングを逃さず必要な時に行いたいものです。
これらの制度を利用して必要な時期に行ってみるといいでしょう。最初に制度を利用するための条件を確認した上で、リフォームを考える方法も賢い方法です。計画的にバリアフリーや省エネ化、同居対応などの快適で利用しやすいトイレにリフォームすることができておすすめです。
マンションのトイレリフォーム!費用はどれくらいかかるのか?
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この記事をご覧の皆さんの中には、マンションのトイレのリフォームをするのに費用はどれくらいかかるのかという疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか。マンションでのトイレのリフォーム工事を行う際に、具体的な費用がどれくらいかかるのか知りたいと考えられるのは不思議ではありません。そこで、今回の記事では、マンションのトイレのリフォームをするのに費用はどれくらいかかるのかなどついて説明していきます。
トイレリフォームについて
トイレのリフォーム工事に着手する前にリフォームの対象部分の範囲を決める必要があり、その対象範囲によって費用が変化します。そこで、以下においてリフォームの部位別の平均費用について説明していきます。
① トイレ本体の交換
トイレ本体の交換には、以下のようなものがあります。
- 一体型のトイレへの交換(便器と便座、そしてタンクまでが一体で繋がっているタイプのもの)
- 組み合わせ型のトイレへの交換(便器と便座、タンクまでもが分かれているタイプのもの)
- 和式タイプのものから洋式タイプのものへの交換
トイレ本体に付随する便座には、「普通便座」、座面が暖かくなる機能のある「暖房便座」、温水での洗浄機能を持つ「温水洗浄便座」などがあります。また、トイレの排水の種類には「床排水」と「壁排水」の2種類のタイプがあり、「床排水」とは床に接続された排水管を通って水が流れるタイプのもので、「壁排水」とは壁に接続された排水管を通って水が流れるタイプのものです。
この2種類は排水管の設置されている位置が異なるので、リフォーム工事の際に設置できるトイレのタイプに影響を与えるので、リフォーム費用が変化する要因の1つになります。上記で説明したトイレ本体の変更にかかる平均的な費用は、おおよそ20万円~40万円の間になるようで、リフォーム工事の検討の際にはこれぐらいの予算を見ておいた方が賢明でしょう。
➁ 手洗い場の設置
手洗い場の種類は、以下のように大別されます
- ブラケットタイプ(洗面器を壁に固定して取り付けるタイプ)
- カウンター付きタイプ(洗面器がカウンターに乗っているタイプのもので、カウンターにものを置くことが可能)
- キャビネット付きタイプ(洗面器の下にキャビネットがついているタイプのもので、キャビネットを収納として利用可能)
これら手洗い場の設置かかる平均的な費用は、おおよそ10万円~40万円の間になるようで、手洗い場の設置工事の検討の際にはこれぐらいの予算を見ておいた方が賢明でしょう。
③ 壁紙やクロスの交換
トイレの壁紙には、抗菌機能や消臭機能などの機能が備わっているものがありますが、経年劣化によりそれらの機能は徐々に低下していきます。壁紙の交換はトイレの匂いや壁紙の表面などの清潔感を維持するうえでとても重要になります。壁紙の交換にかかる平均的な費用は、トイレの広さによりますが、1平方メートルあたり量産クロスの場合は、約1,000~1,200円、1000番クロスの撥水性や耐水性の壁紙やクロスを使用した場合は、約1,500~2,000円になることが想定されます。
④ 床の張り替え
トイレの床には、デザインはもちろんのことながら、水、アンモニア、洗剤に対する耐性が強い素材や汚れにくい素材があり、床を長持ちさせやすい機能を持った床のタイプがあります。トイレの室内の構造上や利用目的から壁紙以上に汚れや機能の低下が見られる箇所で、トイレの空間の清潔感を維持するためには、適切な時期に床の張り替えを行うことは重要になります。トイレの広さや床の素材のグレードなどによって価格は変化しますが、床の張替えリフォームの価格の相場は2万円~6万円ほどになっているようです。
マンションのトイレリフォームをするときの注意点
マンションのトイレリフォームをするときの注意点には、どのようなものがあるのか以下において説明していきます。
① 「立管」「柱型」の排水管確認の問題
マンションのトイレリフォームをするときの注意点の1つ目には、「立管」「柱型」の排水管確認の問題が挙げられます。「立管」と「柱型」は、マンションなどのトイレにおいて使われている排水管のタイプであり、これらは便器の後ろに一定のスペースが必要になることから、トイレのリフォーム工事で設置できる機種には制限があります。トイレのリフォーム工事に着手する前にトイレの排水管の種類についてまずは確認することが重要になりますので注意しましょう。
② 管理事務所への届け出が必要
マンションのトイレリフォームをするときの注意点の2つ目には、管理事務所への届け出が必要であることが挙げられます。マンションでリフォーム工事を行いたい場合、管理事務所にリフォームの申請を行い、許可をもらう必要があります。マンションでリフォーム工事をする際に大きな騒音が出ることもあり、何か工事中に他の意部屋に不利益を与えるような事態が発生した場合に事前に許可を得ていないと、その後の対処が大変です。マンションでリフォーム工事を行う際には必ず管理事務所への届け出し、許可をもらいましょう。
まとめ
ここまで、マンションのトイレのリフォームをするのに費用はどれくらいかかるのか中心に説明してきましたがいかがでしたか。トイレリフォーム工事はある程度まとまったお金が必要になるので、事前に予算を確保していないと円滑に行うことができません。そこで、この記事をご覧の皆さんは、今回の記事で説明した内容を参考にしてマンションのトイレのリフォームをするのに費用はどれくらいかかるのかについての学習に役立てると良いのではないでしょうか。
高齢者が満足するトイレリフォームのポイント
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住宅内での高齢者のトラブルはトイレが多いようです。使いやすいトイレにするだけで高齢者の生活クォリティーがかなりアップするはず。ここでは高齢者のためのトイレリフォームのあらましと、費用と利用できる助成金などについて紹介します。
高齢者のためのトイレリフォームの具体的な工事
和式トイレの場合は洋式トイレに変えるだけでも、高齢者にとってかなり利用しやすいトイレになります。配管を変更する必要がなければ、便器の取り外しと設置だけです。車椅子で利用できるトイレにすることも検討してみましょう。被介護者がいつまでもご自分1人でトイレに行けることは、ご本人にとっても有意義なことです。また介護をする方の負担がずいぶん違います。洗面所の壁を取り払って、車椅子でも入れる広さを確保することも検討しましょう。その他、意外と盲点になりやすく、忘れがちな点がたくさんあります。リフォームする前にプロの意見や高齢者用のトイレを何度もリフォームした経験の業者に確認しましょう。
・トイレと廊下の段差、滑りにくい床材
特に夜中に数回トイレに行く高齢者には、滑らないようにする工夫が大切です。トイレと廊下の段差がたとえ3cm程度の若い方なら気づかないほどでも、転んでしまうことがあります。床材も滑りにくいもの、アンモニアや水で濡れても耐久性のあるもの、汚れが取れやすいものを選びましょう。
・ドアよりも引き戸の方が高齢者や車椅子利用者には使いやすい
ドアを引いて開ける行為を想像すると、車椅子の場合、とても難しいことがわかります。車椅子を利用しない高齢者でも、ドアを開けるときにバランスが崩れやすいので注意が必要です。
・手すりの位置と高さは被介護者の背の高さを考慮して設置
特にウォシュレットなど電子機器を利用したものは、倒れそうになって腕で支えたときに壊れやすいため、便器周囲の手すりは必須です。
・水を流す装置が利用しやすいこと
手をかざすだけで水が流れるタイプや立ち上がっただけで自動で水が流れるタイプなどを検討します。足腰が弱っている高齢者は、水を流すためにレバーを操作するときにバランスが崩れて倒れやすくなります。
・予備のトイレットペーパー補充場所
ご高齢になるとトイレの回数が増えるなどの理由からトイレットペーパーの使用量が増えます。急にトイレットペーパーが無くなったときのために予備のトイレットペーパーが簡単に補充できるシステムを考えておくことも必要です。例えば、ふたつトイレットペーパーを並んで設置できるタイプのホルダーなら、ペーパーが無くなったときも安心です。普通のシングルホルダーもダブルホルダーも値段的には変わりませんが、あとでつけて置いてよかったと思うアイディアです。
高齢者のためのトイレリフォームの費用
例えば和式トイレを洋式トイレにする場合の費用を参考にしてみましょう。DBJ(価格総合研究所)の調査によると40万円くらいが一般的です。工事の内訳を見ると次のようになっています。
・工事費用17万円
・設備費用12万円
・廃材処分費用7万円
・その他の費用4万円
工事費用は、和式のトイレの配管を洋式トイレに合わせる工事、床を整える、コンセントがない場合は電気工事などが含まれます。設備費用は、トイレ本体の値段が主で、機能がどの程度ついているかで価格が異なります。トイレはかなり進化していますから、10万円前後でも掃除がしやすく、節水機能になっていますが、高機能でデザイン性の優れた60万円近いタイプまでいろいろです。
その他の費用は、玄関や廊下の床を傷つけないための養生費や人件費などです。ドアを引き戸にする、手すりをつける、トイレットペーパーホルダーなど小物を高齢者が使いやすいタイプに替えるなどで費用は変わります。もともと洋式トイレの場合は、配管工事が不要の場合が多いので工事費用が少なくなります。
高齢者のトイレは介護保険や自治体の助成金を利用して上手にリフォーム
介護保険の住宅改修費を利用することも検討してみましょう。介護保険で住宅リフォームの援助を支給限度基準額20万円の9割、つまり18万円まで受け取ることが可能です。要支援、要介護基準には関係なく、介護認定を受けている人は申請できます。申請に必要なものは以下の通りです。
・支給申請書
・住宅改修が必要な理由書
・工事費見積書
・住宅改修後の完成予定状態を紹介する図や画像など
住宅改修費の支給は、工事が終わってから工事が予定通りに施行されていることが確認されてからです。介護保険以外に、各市町村ではリフォームの援助を利用できます。介護保険との併用も可能です。支給額、支給される条件などは各市町村で異なります。介護リフォームだけではなく、省エネになるリフォームへの援助もあります。
節水タイプのトイレシステムにする場合など検討してみてはいかがでしょうか。また助成金だけではなく、高齢者のためにリフォームをする場合は無利子の貸付を行なっている自治体があります。予算が取れないからと諦めないで、さまざまなシステムを利用して希望が実現できるようにしてください。
まとめ
高齢者のためのトイレリフォームについて見てみました。トイレをご高齢者が使いやすくするとご本人が生活しやすくなるだけではありません。介護をする家族の仕事も少なくなります。また、トイレをリフォームして新しくすると気持ちが良く過ごせます。費用に関しては細かいところまで見積もりを作ってもらい、介護保険や市町村の援助金など利用して希望のトイレリフォームを実現してください。
トイレリフォームの成功率アップの見積もりの取り方とは?
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この記事をご覧の皆さんの中には、マンションのトイレのリフォームをする際に見積もりをどのように取ればいいのかという疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか。マンションでのトイレのリフォーム工事の費用は我々にとっては安くない価格であることから、良い業者を選定するために見積もりを取る方法を知りたいと考える人がいても不思議ではありません。そこで、今回の記事では、マンションのトイレのリフォームをする際に見積もりをどのように取ればいいのかなどついて説明していきます。
トイレリフォームについて
トイレのリフォーム工事の開始を検討する前にリフォームの対象部分の範囲を決めないと平均予算の概要をすることができません。そこで、以下においてリフォームの部位別の平均費用について説明していきます。
① トイレ本体の交換
トイレ本体の交換には、以下のようなものがあります。
- 一体型のトイレへの交換(便器と便座、そしてタンクまでが一体で繋がっているタイプのもの)
- 組み合わせ型のトイレへの交換(便器と便座、タンクまでもが分かれているタイプのもの)
- 和式タイプのものから洋式タイプのものへの交換
トイレ本体に付随する便座には、「普通便座」、座面が暖かくなる機能のある「暖房便座」、温水での洗浄機能を持つ「温水洗浄便座」などがあります。また、トイレの排水の種類には「床排水」と「壁排水」の2種類のタイプがあり、「床排水」とは床に接続された排水管を通って水が流れるタイプのもので、「壁排水」とは壁に接続された排水管を通って水が流れるタイプのものです。
この2種類は排水管の設置されている位置が異なるので、リフォーム工事の際に設置できるトイレのタイプに影響を与えるので、リフォーム費用が変化する要因の1つになります。上記で説明したトイレ本体の交換に必要となる平均的な費用は、約20万円~40万円の間になるようなのであらかじめこのぐらいの予算は準備しておきましょう。
➁ 手洗い場の設置
手洗い場のタイプにはどのようなものがあるのでしょうか、具体的には以下のようなものがあります。
1.ブラケットタイプ(洗面器を壁に固定して取り付けるタイプ)
2.カウンター付きタイプ(洗面器がカウンターに乗っているタイプのもので、カウンターにものを置くことが可能)
3.キャビネット付きタイプ(洗面器の下にキャビネットがついているタイプのもので、キャビネットを収納として利用可能)
これらの手洗い場の設置の平均的な費用は、約10万円~40万円の間になるようで、手洗い場の設置工事の検討の際にはこれぐらいの予算が必要になることが予想されます。
③ 壁紙やクロスの交換
トイレの壁紙には、抗菌機能や消臭機能などの機能が備わっているものがありますが、経年劣化によりそれらの機能は徐々に低下していきます。壁紙の交換はトイレの匂いや壁紙の表面などの清潔感を維持するうえでとても重要になります。壁紙の交換にかかる平均的な費用の総額は、トイレの広さによりますが、1平方メートルあたり量産クロスの場合、約1,000~1,200円、1000番クロスの撥水性や耐水性の壁紙やクロスを使用した場合は、約1,500~2,000円ほどが目安になります。
④ 床の張り替え
トイレの床の素材には、デザインはもちろんのことながら、水、アンモニア、洗剤に対する耐性が強い素材や汚れにくい素材があり、床を長持ちさせやすい機能を持った床のタイプがあります。トイレの室内の構造上や利用目的から壁紙以上に汚れや機能の低下が見られる箇所で、トイレの空間の清潔感を維持するためには、適切な時期に床の張り替えを行うことは重要になります。トイレの広さや床の素材のグレードなどによってかかる費用が変化しますが、平均費用の相場は2万円~6万円ほどになっているようです。
リフォームの見積りをするときの注意点
リフォームの見積りをするときの注意点には、どのようなものがあるのか具体的な内容については以下において説明していきます。
① リフォーム予算と優先順位を予め決めておく
リフォームの見積りをするときの注意点1つ目としては、リフォーム予算と優先順位を予め決めておくことが挙げられます。これらをあらかじめ決めておくことによって、予算内で必要性が高い箇所を中心にリフォーム工事を行うことができ効率的です。
② 新築時の図面や工事履歴がわかる書類の準備
リフォームの見積りをするときの注意点2つ目としては、新築時の図面や工事履歴がわかる書類の準備を行うことが挙げられます。図面が無いと建物全体の構造が把握しにくく、過去にどのような工事をしたのかをしっかりと業者に伝えないと思わぬ問題が発生するなど、円滑にリフォーム工事が進められない可能性があるので準備しておくのが賢明です。
③ 複数の業者からの見積もりを取る
リフォームの見積りをするときの注意点の3つ目としては、複数の業者からの見積もりを取ることが挙げられます。複数の業者から見積もりを取る際には、額面上の価格だけではなく見積もり相談時の対応にも注目して決めるのがおすすめです。例えば、見積内容についての詳細な説明があるかどうか、こちらが分からない点について丁寧に説明してくれているかなどを注意して見ておくと自分自身との相性が良い業者を選びやすくなります。
まとめ
ここまで、マンションのトイレのリフォームをする際に見積もりをどのように取ればいいのかを中心に説明してきましたがいかがでしたか。トイレリフォーム工事を円滑に進めるためには、良い業者を選ぶことが必要あり、そのためには事前に見積もりをとっておくことが重要になります。そこで、この記事をご覧の皆さんは、今回の記事で説明した内容を参考にしてマンションのトイレのリフォームをする際に見積もりをどのように取ればいいのかについての学習に役立てると良いのではないでしょうか。
車椅子で入れる自宅トイレのリフォームで快適に過ごすには?
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車椅子を利用する方が、自分1人でトイレに行けるようにリフォームをしたいと思っていらっしゃるのではないでしょうか。公共の場にある車椅子利用者のためのトイレを見るととても広く、一般家庭では無理なのではないかと思っている方も多いかもしれません。
しかし、工夫次第で車椅子の方のためのトイレリフォームは可能です。車椅子利用者のトイレリフォームに必要な点や費用などについて紹介します。
一般的なトイレリフォームに必要な費用を参考に
まず一般的なトイレリフォームでどのような点をリフォームし、どのくらいの費用が必要なのかを説明します。DBJ(価格総合研究所)の「和式トイレから洋式トイレにする場合の予算」を紹介します。新しい便器に交換することと、配管工事が必要な点、床を平らにし床材を張り替える必要があることなど、共通点が多いので参考になります。合計は40万円が相場です。
車椅子で利用できるトイレへのリフォームでは、このほか、住宅によってトイレまでの導線、車椅子で寝室からトイレへ移動できることなどプラスアルファの要素があります。以下で詳しく説明しますが、ドア、照明のスイッチ、手洗いなど車椅子でも無理なく操作できるように考える必要があります。合計で60万円くらいを考えておくと可能です。車椅子利用者のためのトイレ等のリフォームは自治体の助成金が見込めます。各自治体で条件が異なるため、直接お問い合わせください。
車椅子で利用できる公共トイレ概要
車椅子で利用できるトイレの大きさは、「国土交通省」のホームページによると2m×2mです。車椅子で方向転換できることが義務付けられており、そのためには1.5mの円形が描けるスペースが必要です。出入り口の幅は車椅子に乗ったまま、通過できるように81cm以上と規定されています。洗面は車椅子に座った状態で、手が洗えるようにデザインされていることが必須です。洗面ボウル下に、膝部分が入るようにしておけば、手を水道口に近づけやすくなります。また、手をかざしただけで水が出てくるシステムにすれば、ハンドルに手が届かなくても手が洗えます。
車椅子と便座の移動時に転倒するなどトラブルが起きる場合を想定して、緊急ブザーの設置が必須です。便座横や床近くなど、どのような状況でもブザーが押せるように配置します。ドアは開き戸ですと、倒れた人が邪魔になってドアが開けられなくなるということが起きます。そのため、ドアは引き戸にします。車椅子の方でも開けやすいように、軽量で開けやすい引き戸が理想です。
住宅トイレを車椅子で利用できるようにリフォームする場合
普通の住宅で2m四方のトイレを作ることはかなり難しいです。車椅子から便座に移動するときに車椅子と便器が直角の関係になっていれば、便座に移動することが可能です。普通のマンションなどのトイレは、ドアを開けると便座に面と向かった状態ですから、車椅子が回転する空間が必要になります。ドアと垂直になるように便器を移動する工事がまず必要になります。狭いトイレでも入りやすいようにするために壁を取り除くことも一つの方法です。
便器の位置と方向は、廊下やトイレの場所にもよるので車椅子で便器に移動できるようにシミュレーションしていきます。次に便器です。もちろん洋式であることが必須ですから、和式の場合は洋式にします。トイレの広さ以外で注意したい点を上げていきます。
・トイレの出入り口の段差を無くす
・照明のスイッチが車椅子に座ったままで届く位置に
・出入り口の広さは85cm程度。ただし車椅子から便器への導線を考える
・ドアは開き戸ではなく、引き戸。外部から解錠できるようなシステム。
・ドアは力を入れなくてもすっと開くこと
・トイレに入ると照明が自動でオンになるシステムが理想
・手すりは便器の左右に設置し、可動式の方はトイレのデザインによって水平方向に動くものか、上に動くものかを選ぶ
・ウォッシュレットは清潔を保つために必要。稼働ボタンを利用しやすい位置に設置すること。
・便座に座ったまま水が流せるシステム。
・手洗いは便座に座ったまま使える薄型タイプが理想
・汚物入れは広口で蓋のないタイプ
・非常用ブザーの設置。転倒した場合のことを考え、転倒した場合に届く場所に。
・利用者の状態により、背もたれを設置
・スペース確保のためにタンクレスにする
そのた実際にトイレをリフォームした人の体験談などをネットで調べると参考になります。
まとめ
車椅子で利用できるトイレリフォームについて紹介しました。トイレがバリアフリーになっても、寝室からトイレに行けないと無駄になってしまいます。事前にどのように使うかを具体的にシミュレーションして、トイレを設計することが必要です。スイッチや緊急ブザーの位置、便座や洗面の高さなどはご本人と確認して後悔のないようにしましょう。
トイレのリフォームをする前に!失敗例とトラブル回避法まとめ
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トイレは毎日利用するので、生活において必要不可欠な設備です。何年間も使っていると、トイレが古くなってきて機能しづらくなってしまったり、清潔感がなくなってしまったりなどの変化が現れはじめていきます。そこで、トイレのリフォームをすることで、新たなトイレへと生まれ変わらせることが可能です。
しかし、トイレのリフォームはさまざまな失敗とトラブルがあります。リフォームが完了してから「もっとこうすればよかった…」「こんな落とし穴があったのか!先に知っておけばよかったのに…」そんな声があがることを防ぐために、この記事をご参考にください。今回は、トイレのリフォームの失敗例とトラブル回避法についてご紹介していきます。
まずはトイレのリフォームのながれを知っておこう!
トイレのリフォームのながれを前もって知っていれば、準備にバタバタせず、スムーズにリフォームを開始できます。みなさんが最重要に意識していることは、リフォーム料金だと思います。また、リフォームは何日かけて完成するのかも重要です。多くの人が忘れがちな準備は、自分の家のトイレの広さを計っておくことです。トイレの広さを把握してから、業者とトイレのサイズを相談するほうが効率的に進みます。また、コンセントの位置もしっかり確認しておきましょう。
トイレのリフォームのながれ
1、お問い合わせ(相談)
2、工事前の説明
3、養生・トイレ解体
4、便器取り付け・配管接続
5、便座・リモコン取り付け
6,後片付け・施工確認
以下の記事にリフォームのながれ1~6で具体的に何をするのかをご紹介しています。
https://tsumugi-home.com/toilet-renovation-flow/
トイレのリフォームは何年くらいでリフォームすべき?
トイレをリフォームすべきタイミングは、トイレを使い始めてから、だいたい10年から15年程度であると言われています。しかし、10年から15年経過してもリフォームするほどの水漏れや詰まりなどの不具合がないことも十分考えられます。特にトイレを使っていて異常がないならば、無理してリフォームをせず、一度メンテナンスをしてもらってから業者の指示に従いましょう。もし、丁寧にトイレを使っていたケースであれば、30年使い続けられることもあります。目立った故障がなかったとしても、しっかり掃除しても汚れが落ちづらいと感じるならば、リフォームすることを視野に入れてみてはいかがでしょうか。
https://tsumugi-home.com/toilet-reform-years/
トイレのリフォームをするときの注意点
トイレのリフォームをするときに注意すべきことは主に2つあります。1つは、トイレの面積を把握することです。もし、トイレの広さを理解してなければ、扉の開け閉めがうまくできなくなってしまったり、扉が近すぎるため、座っていて圧迫感を感じてしまうこともあります。注意すべきもう一つのポイントは、壁材や床材選びです。トイレは狭く、空気が循環しない場所なので、カビが生えやすい性質があります。カビを防ぐためのおすすめ素材は、エコカラットや珪藻土などです。消臭機能や汚れ防止機能を備えた素材を選びましょう。以下の記事では、トイレのリフォーム工事で必要な施工内容をご紹介しています。
https://tsumugi-home.com/what-are-the-precautions-for-toilet-remodeling/
リフォーム後のトイレが臭い原因は何?
本来、トイレのリフォームをすれば、匂いが消えるはずなのですが、悪臭が漂ってくるケースがあるようです。トイレ本体はもちろん、壁紙を変えたのに臭くなっているとがっかりしますよね。ただ、リフォーム後に匂いが発生する原因がいくつかあります。
工事ミスの場合
・床にある点検口から悪臭が出ている可能性
・床排水口の不備
・便器と床の接続部の不備
・便器と壁の接続部の不備
・排水管のつなぎ目からもれる
これら5つが匂いの原因と考えられます。工事の短縮と費用を抑えるときによく見受けられるので、業者に相談すべきです。他にも、排水管に汚物等が残っているケースだと考えられます。
https://tsumugi-home.com/the-toilet-after-renovation-smells-what-is-the-cause/
トイレのリフォームをするときに起こるトラブルを回避する方法は?
はじめてトイレのリフォームをする場合は、どんな失敗例があるのかを知っておく必要があります。たとえば、リフォームをした後に便座や水道管の位置がずれてしまうことです。また、壁紙などの素材やデザインも入念に確認しておきましょう。掃除がしやすいことや防かび機能があることなどを優先して、数種類あるデザインから選びましょう。
さらに、アフターサービスも確認しておく必要があります。リフォームしてから何日以内ならば、無料で修理をしてくれるのかは業者によって異なっています。ついついリフォームの値段の安さと期間の短さだけを検討しがちですが、アフターサービスがなければ、さらなる出費が予想されるでしょう。
https://tsumugi-home.com/avoiding-toilet-remodeling-troubles/
まとめ
今回はトイレのリフォームの失敗例と回避法についてご紹介していきました。日常生活で必要不可欠なトイレは快適なものにしていきたいですよね。過去のトラブル例や知り合いにトイレのリフォームについて聞いてみるのもありです。
トイレのリフォームの総額を知ろう!業者選定のコツも伝授!
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トイレのリフォームをお考えのみなさん、リフォームの内容ももちろん大切ですが、どれくらいお金がかかるのか、総額いくら必要なのかも考えておく必要があります。しかし、トイレのリフォーム内容はさまざまで、ピンからキリまで。リフォーム業者のパンフレットやチラシを見ても、総額がバラバラでどれを選んで良いか分からなくなってしまったケースもちらほら出ています。
そして、トイレのリフォームは5万円未満から60万円以上まで総額が広がっています。もちろん、素材の良いバージョンでリフォームすれば、総額も高くなってきますが、優先順位を決めて妥協できるできないラインをリフォーム前に決めておくのもひとつの手段です。今回は、トイレのリフォームをする前にぜひご覧いただきたい、総額や業者選定のコツについてご紹介していきます。
トイレのリフォームの総額に対する考え方
まず、リフォームの総額に対する考え方をお伝えします。トイレのリフォームは大きく3つのタイプにわかれています。1つは、トイレ本体の価格です。メインである便器や便座の修理や取り替えをすることが、トイレのリフォームをする動機である人が最も多いです。タンクレスのトイレに変更する場合であれば、価格が高くなってきます。
また、自動でフタが開閉する機能や脱臭、機能をつけたい場合でも同様です。つまり、快適で有能なトイレにしたいならば、より高価格なものになってきます。2つめは、設置するための工事費です。トイレを大きく変えるリフォームをおこなう場合は、工事費も高くなっていきます。床や壁もリフォームしたり、手洗い場をつけたりするなどのオプションをつけると、工事費も高いです。
総額を抑えたいと考えるならば、トイレ本体のみリフォームすることをオススメします。最後の3つめは、壁や床の材料費です。トイレの床や壁もリフォームする理由は、匂いが床や壁に染みついているからです。また、トイレにカビが生えやすくなったケースでも交換します。防カビや耐水性抜群である素材にすることが重要です。
リフォームをしたい部分についてチェック!
トイレのリフォームは内容によって総額がバラバラなので、ジャンルごとに見ていきましょう。
便座のみを交換
普通に便座から温水洗浄便座へとリフォームする場合は、5万円ほどで可能です。また、交換時間が30分ほどしかかかりません。ただし、トイレの中にコンセントがなければ、追加で工事費用がかかってきます。
タンクレストイレへのリフォーム
総額は12万円ほどです。(洋式トイレからタンクレストイレにする場合)タンクレストイレは、洋式トイレから変更する場合よりも和式トイレからの方が価格は高いです。また、床を張り替えたり、手洗い場を設置するとプラス10万円ほど上乗せされます。
リフォーム業者を選定するコツ
リフォーム会社は多くのタイプがあり、低価格をうりにしたところ、社長と職人だけで構成されているところ、専門分野があるところなどです。それぞれのタイプごとに自分にあったリフォーム会社の選び方をご紹介していきます。
低価格をうりにしている会社
リフォームは誰もが安く抑えたいという考えをお持ちです。そんな要望をかなえるリフォーム会社には、訳があります。たとえば、社長と職人のみで構成されているリフォーム会社です。大体、リフォーム会社が職人をスカウトしてくることが多いですので、その分人件費などのマージンが発生します。なので、リフォーム会社の経営システムも左右されます。
シンプルなリフォームをうりにしている会社
トイレのリフォームで特にデザインや配置にこだわりのない人であれば、簡単な業務のみを取り扱っているリフォーム会社がオススメです。やはり、複雑でデザインにこだわりをもっているリフォーム会社はデザイナーを雇う人件費がかかってきます。どんなリフォームを担当しているのかを前もって調べておきましょう。
アフターサービスをうりにしている会社
リフォームをしてさようならするような会社はできる限り避けた方が無難です。リフォーム会社自体の保証が付いているのか、定期点検はしてくれるのかなど、ホームページやパンフレットで確認しましょう。近年、アフターサービスに力を入れている会社が増えてきていますが、中には、アフターサービスが充実していないところもあります。
まとめ
リフォームの総額や業者選びのコツについてご紹介してきました。分からないことがあれば、業者に直接連絡することが一番の近道です。自分に合ったリフォームを見つけていきましょう。
トイレのリフォーム費用を安く抑えたい!値引き交渉のマナー
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トイレのリフォームの費用はなるべく安く抑えたいですよね。トイレは毎日利用するので、リフォーム内容は妥協したくない。しかし、少しでも安くするための方法はないかと探している方には必見です。リフォームの値引き交渉は、業者とのトラブルになるケースもあります。お互いの意見の食い違いが起きてしまうこともしばしば。
リフォーム会社ならば、顧客のニーズをつかむことが上手いですが、現場にくる職人でコミュニケーションが得意でなかったり、こだわりをもっていたりするので失礼のないようにしましょう。今回は、リフォームの値引き方法について気をつけるべきことや業者選びのポイントをご紹介していきます。良いリフォーム業者を見つけて、納得のいくトイレへとリフォームさせましょう!
値引き交渉で気をつけるべきこと
これからトイレのリフォームを開始するにあたって、いくつかのリフォーム会社と見積もりを立てていくことでしょう。「このリフォーム会社は他と施工内容が違うように見える」とお考えになることがあるかもしれません。しかし、同じ施工内容や項目が出てくるケースはそれほど多くなく、リフォーム会社ごとに施工に対する考え方が異なっています。なので、相場もバラバラで見積もりが立てられないことも多いです。
見積もりを立てるために無料でチェックをしてくれる公的機関(スマイルダイヤルなど)があります。リフォーム会社が出す見積もりと公的機関が出す見積もりに大きく差が開いていれば、相談したほうがよいでしょう。ただ、リフォーム会社にも費用に対する考え方がありますので、なぜこの金額なのかの理由をしっかりと聞くことが重要です。
また、さんざん工事内容や費用の打ち合わせをしたのにもかかわらず、工事開始後に変更をしたいと申し上げることは避けましょう。常識的なことかもしれませんが、リフォーム会社のも段取りがありますので、工事の打ち合わせの終了期限内に変更の意思を伝えることがマナーです。これからお世話になるかもしれないリフォーム会社に嫌われてしまわないように紳士に対応しましょう。
リフォームの費用を値引きするための業者選び
リフォームの費用を値引きするためには、業者選びがとても重要なポイントです。安く、満足のいくリフォームにするためには会社の規模と専門領域の狭さとアウターサービスの3つから見ていきましょう。
1,会社の規模
リフォームの費用を安く抑えるためには、社長と職人だけで構成されている少数精鋭の会社を選ぶことがポイントです。少数のため、人件費や余計なコストがかかりにくいため、リフォームの費用も他と比べて安いことが多いです。
2,専門領域の狭さ
リフォームの費用を安く抑えるためには、専門領域が狭いリフォーム会社を選ぶことがポイントです。あまりにも専門領域の広い会社であれば、多くの職人を雇う必要があり、その分人件費が高くなってしまいます。また、担当するエリアが狭いこともリフォームの費用が安くなる要因です。
3,アフターサービス
リフォームが完了してから、どれくらいの期間、無料で修理してくれるのかなどを確認しましょう。定期点検や何かの手違いで不備があったときにすぐ駆けつけてくれるサービスが充実しているところも費用を抑えるひとつの手段です。
値引きしたくない人の特徴
リフォーム会社と値引き交渉を進めていく中で、このような人には値引きしたくない特徴があります。無意識にやってしまいがちな特徴でもあるので、これを機に自分を見つめ直してみましょう。
優先順位を決められない人
まずは、予算とリフォーム内容のどちらも妥協しない人です。リフォーム会社も顧客のニーズに応えようと努力しているので、自分勝手な要望を言いつけることは避けましょう。
根拠のない値引きを要求する人
根拠に乏しい値引きを交渉することはよくありません。もし、値引き交渉するのならば、3つほどのリフォーム会社の工事費用を見せるなどの対応が望ましいです。
打ち合わせの日時を守れない人
リフォーム会社が打ち合わせのために訪問しても、急用で打ち合わせできないことが多かったり、偉そうに顧客だから当然のような態度で接することはやめましょう。
まとめ
今回はトイレのリフォーム値引き方法についてご紹介してきました。世の中では、値引きに対してネガティブな印象を持つ人が多いようですが、きちんと根拠があって紳士にたいおうすれば、リフォーム会社も納得してくれます。
トイレのリフォームはやるべきことが多すぎて少し大変だと思います。直前になってバタバタしないように、余裕をもった行動を心がけましょう。なにか分からないことがあれば、リフォーム会社へ直接連絡を入れることをオススメします。
トイレのリフォーム価格と平均的なリフォーム価格もご紹介!
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毎日利用するトイレは常に清潔な状態にしておきたいですよね。トイレをリフォームするタイミングはトイレを使い始めてから10~20年頃です。すでに20年以上トイレを使い続けているけれど、何も問題が起きていないから、このままでも良いかと考えることもあるでしょう。実は、トイレは古くなってくると、汚れや匂いが取れにくくなるのです。排水管から水漏れがするなどの目立った理由でトイレのリフォームを考える人もいれば、お手入れをしても、清潔感がないという理由でリフォームする方もいらっしゃいます。
しかし、いざトイレのリフォームをしようと決断したとしても、何から手をつけていけばよいか分からないというケースがとても多いです。まずは、トイレをリフォームの価格について知っておく必要があります。今回は、トイレのリフォーム価格はいくらなのかと平均的なリフォーム価格についてもご紹介していきます。
平均的なリフォーム価格と設備とは
トイレのリフォーム価格は20万円未満のものから100万円以上のものまであります。とても金額にばらつきがある理由のひとつとして、手すりだけをつけたい人、内装と設備にこだわりたい人などリフォームをする動機が違うからです。ただ、トイレのリフォームする場合に最も多い動機は、便器の交換です。便器の交換にも金額のばらつきがあります。便器と便座だけの交換ならば、5万円~10万円以内で済みます。温水洗浄や暖房、脱臭機能が付いているタイプであれば、10万円~20万円くらいかかるでしょう。さらに、自動でフタが開閉したり、自動洗浄、タンクレスのタイプであれば、30万円以上かかります。
予算から見るトイレのリフォーム例
ここでは、「予算は決まっているが、できる限り良い状態へとリフォームしたい」と考えている方はご覧ください。予算の範囲は10万円未満から50万円以上のものまであります。
10万円未満
・便座のみの交換(暖房便座やオート開閉機能をつけると10万円以上となるので注意)
・手すりの設置(素材や個数、手すり本体の太さによって値段が異なる。)
・トイレの室内にコンセントを設置
・壁紙や床材を交換(量産品を選択すれば2~6万円以内で施工可能だが、エコカラットや珪藻土などであれば、プラス数万円かかる。床材を交換する場合は、便器を一度取り外す必要がある。
10万円から20万円
・トイレ本体と床や壁すべて(素材のよい床や壁にしたりする必要がなければ可能)
20万円から30万円
・キャビネット付きトイレ(トイレットペーパーを収納できるトイレのこと)
・タンクレストイレ(便器の後ろにタンクがなく、水道直結で水を流せる。メリットは、タンクがないので、その分スペースが空く。でこぼこしているタンクを掃除する必要がない。連続して水を流すことが可能。)
30万円から40万円
・和式トイレを洋式トイレに変更できる(和式トイレを洋式トイレに変更する場合は、和式の本体を取り外したり、床や壁もリフォームする必要がある。リフォームの期間は2,3日ほどかかってしまうので、リフォーム期間中は仮設トイレを設置する。)
50万円以上
・トイレを2カ所以上設置
ピンポイントにご紹介!リフォーム例を参考に
スワレット設置工事
スワレット設置工事とは、和式トイレを洋式トイレ風の腰掛けトイレに変更することです。和式トイレの壁や床をそのままにして工事が可能なので、安く済みます。価格は3万円前後になります。
タンクレストイレ+専用キャビネット手洗い
タンクレストイレにするとき、同時に小型の手洗い場を設置することもできます。2階にトイレがあって、1階に洗面所があるので、降りてくるのが面倒だと感じるのならば、設置することをオススメします。また、何かの拍子でトイレの鍵が開かなくなってしまい、閉じ込められる可能性もあるので、あった方が心強いです。ただ、トイレの中で手を洗うと床に水滴がこぼれて拭き取るのが面倒な人はオススメしません。価格は約8万円です。
まとめ
トイレのリフォームの価格についてご紹介してきました。いかがだったでしょうか。トイレのリフォーム内容はたくさんの種類があってどれにしようか迷ってしまいますよね。リフォーム内容をなかなか決められないときには、予算を先に設定して、予算内のものから目を通していきましょう。トイレは毎日使う大切な設備のため、しっかりとリフォームしたいですよね。
トイレに異常が出てきてから、リフォームを検討していると、トイレを使いたいのに使えない状況が予想されます。もし、分からないことがあったら、どんな小さいことでもリフォーム業者に問い合わせてみましょう。トイレの故障やスペース、メーカーなど条件がみんなバラバラなので、自分にとってどのリフォーム内容が適切なのかを意識していきましょう。