リフォーム後のトイレが臭い!原因を突き止めてすっきり

トイレのリフォーム後になぜか臭いが気になるという場合があります。すっきりとしたタンクレストイレにしたり、壁紙まで全部変えてしまったのに臭いがあるなんてがっくりですね。リフォームしたてなのになぜ?まず原因を見て対処方法を考えていきましょう。


トイレリフォーム後の臭いの原因1:工事ミス

トイレリフォームで便器を交換した後に、なぜか臭いがきになるようになったという事例があります。多くの場合、工事ミスが原因です。安い工事で人件費を少なくするために時間を短縮してしまうことが原因です。うっかりした工事ミスだけではなく、工事費を浮かせるために必要な行程をしなかったり、交換すべき部品を見えない場所だからという理由で交換していなかったりする場合もあります。

 ・床にある点検口から悪臭が出ている可能性

トイレの配管が床にある場合、床に点検口が設置されています。点検口や排水管のつまりなどをチェックするための場所です。排水管は汚物が流れる場所ですから当然臭いがあります。床面に隙間があると臭いが登って来るので、ネジによってしっかり締めて隙間がないようにしgています。しかし、ネジの締め方が悪いと臭いがもれることも。床面からの臭いならここのネジの締め方が悪いことが考えられるため、施工業者にチェックを頼みましょう。

 ・床排水口の不備

トイレや浴槽、キッチンの排水口は悪臭の原因になりやすいため、「排水トラップ」というシステムを採用しています。
トイレの場合、中に水が溜まっているのが見えますが、それがトイレの排水トラップの仕組みです。水が排水管に「フタ」をすることで排水管の臭いが上昇することを防いでます。便器の底に水が入っていない状態ですと排水管内の臭気が上がってきます。この状態で換気扇を回しても、臭気が外にいくどころか、かえって嫌な臭いがトイレ全体に広がってしまいます。トラップ内は常に清潔できれいな水が入っている状態が理想です。もし水面が低い、水がないという状態であれば、トラップが壊れていると考えて間違いありません。

 ・便器と床の接続部の不備

便器を床に止めているネジがゆるんでいると、ネジと便器や便器と床のすき間から臭いが漏れてしまうことがあります。ネジを締めて様子を見てみましょう。それでも臭いがあるという場合は、排水管の接続などが原因かもしれません。
また、便器と床の間の隙間を埋めるシーリングやゴムパッキンがきちんとはめ込まれていないことが原因の場合もあります。パッキンを使っていてもサイズが違う場合も隙間ができてしまします。隙間がないかどうかチェックし、施工業者に問い合わせしましょう。

 ・便器と壁の接続部の不備

今まで紹介したのは、排水管が床にある場合の臭気の原因です。トイレの排水方式は2種類あり、床排水と壁排水があります。一般的に臭気が問題になるのは排水管が床にある場合が多いため、排水管と床について説明しました。しかし、排水管が壁にある場合でも臭いが出てくる場合があります。その場合は晩期と壁の接続部分に隙間が原因です。

・排水管のつなぎ目からもれる

排水管同士のつなぎ目や穴と排水管のつなぎ目がきちんと接着していない場合があります。特に床に排水管を設置している場合、フランジというものを使って排水管と便器を接続します。フランジは素材は樹脂類です。樹脂類、つまりプラスチックで作られているため年月が経過するとダメージがかなりあります。しかし、見えない場所にあるため、経費を節約するため、交換していない場合も。それが臭いの原因になっているかもしれません。また、フランジを設置する場合に隙間を埋めるためにパテを使いますが、パテを入れ忘れたことも考えられます。


トイレの臭いの原因2:排水管に汚物等が残るケース

トイレの排水システムは排水管が斜めになって水が流れて行くようになっています。ところがリフォームで、壁排水から床排水にしたり、タンクレスにしたりすると排水管を設置するスペースが少なくなってしまう場合があります。無理矢理に排水管を設置した結果、水の流れが悪くなり汚物が残ってしまうことが臭いの原因です。タンクレスは特に下水が逆流して臭い場合があります。
タンクレスシステムのトイレにはたくさんの機能がついていますが、脱臭・除菌もその一つです。ところが、タンクレストイレだからといって全てのモデルに脱臭・除菌がついているわけではありません。購入するときに、どのような機能がついているのかを確認する必要があります。もし、除菌機能がついてない場合は、除菌スプレーなどで掃除をすると改善される可能性も。
また、排水管の流れが悪くなっているのに、節水トイレにしたため、水量が減って便が残ってしまうと臭いが消えません。消えないどころか、水を流すたびに臭いが外にもれる状態になってしまします。


まとめ

臭いが長期間続くと壁材や床材に染み込んでしまい、修理した後も臭気を取り除くことが難しくなるので早めの対応がベストです。ほとんどの場合、臭いの原因は便器を外して内部をチェックする必要があります。
床と便器、便器内の排水管の接続の問題、排水トラップの故障など、どれも自分では判断も修理も難しいです。まず、施工業者にチェックを依頼しましょう。

トイレリフォームは10万円でできる?費用について知っているお得になること

トイレリフォームは、老朽化した便器などを修理したり交換したりするものから、もっと使い勝手の良いものにしたい、おしゃれなスペースにしたいなどいろいろなニーズによります。どのようなリフォームをするかで費用も幅広く、10万円以下から100万円くらいまで予算は人それぞれです。
今回は10万円でどのくらいのリフォームができるのかを考えていきます。


トイレリフォームの費用内訳

・トイレ本体価格

リフォームのメインになる便器。タンクなし、タンク付き、機能もいろいろです。また本体があまり老朽化していないのであれば便座のみの交換も考えられます。

・工事費

工事前養生費:工事に必要なものを運ぶ過程でお部屋や玄関、廊下などの床や壁に傷がつかないようにシートなどを貼り付けて保護することが養生です。マンションなどの集合住宅の場合は、エレベーターやエントランスなどにも養生が必要です。

廃材処分費:今まで使っていた便器や壁紙や床材を交換する場合は搬出し処分しなくてはいけません。

便器取付費:新しい便器や便座を取り付けるための費用です。

給排水接続費:給水や排水を接続します。便器のモデルによっては、排水口を移動させる必要があるかもしれません。

電気工事費:今まで暖房便座などを使用していなかったトイレにはコンセントがない場合も。コンセントをつけるための工事が必要です。

トイレの床張替え:トイレの広さは幅80cm×奥行き160cmが一般的で畳半分くらいです。そのため床の張替えは比較的安くできます。

アクセサリー:ペーパーホルダーもいろいろなデザインが出ています。ペーパーの上に小さな棚が付いているものなどはちょっとした小物を置けてトイレが一段とおしゃれに変わります。その他、タオル掛けやトイレットペーパーをしまう戸棚、手すりなど数千円からあるので予算以内であれば考えてみましょう。


トイレのリフォーム費用例を相場

基本的にトイレリフォームで最も費用が必要なことは便器本体です。高価なものですがと便器だけで65万円以上(ウォシュレットと一体形便器など)。現在は比較的リーズナブルな価格でも節水機能やお掃除が楽にできる機能などが付いたものがあります。そのため10年前の便器との交換であれば、かなり進歩していると実感できるはずです。
リクシル(LIXIL)からは5万円前後からと比較的リーズナブルなモデルが多数出ています。リーズナブルな理由はタンクが樹脂製であることです。セラミックではないため、質感にこだわる方は二の足を踏んでしまうかもしれません。実際に見てみると最近の樹脂はとてもよくできていて、おまけに掃除がしやすく汚れがつきにくいというメリットを持っています。
便器の状況によっては便座のみを交換するだけでも気持ちの良いトイレが実現します。温水洗浄便座は2万〜4万円で交換可能です。
せっかく便器を新しくしたら床が気になる場合も。床の張替えは「重ね張り工法」と「張替え工法」の2種類の方法があります。上から重ね貼りをしたほうが費用は抑えられますが、少し費用が多くなっても張替え工法をオススメします。古い床材をはがしたあとで床のダメージなどを見つけることができるためです。床の張替えは、クッションフロアのタイプにもよりますが2~4万円くらいを見ておけば良いでしょう。アクセサリー類は、TOTOやリクシル(LIXIL)などのウェブカタログで見るといろいろなアイテムが出ています。ペーパーホルダーの上に小さな棚が付いているタイプなど1万円ほどです。


費用を抑えるために自治体の助成金を

少しでも予算を抑えるために自治体の助成金を利用できるかどうかも調べてみてください。新しい便器は旧モデルに比べると節水設計になっているものがほとんどです。省エネルギー化に当てはまるため、助成金が受け取れるかもしれません。助成金の申請の方法や金額などは各自治体で異なるため問い合わせてみましょう。
また、和式トイレを洋式にする、温かい便座にする、床をバリアフリーにするなどは介護のためのリフォームになるため、やはり助成金の対象になります。見積もりもたくさん出してもらうと10万円でできるリフォームの幅が広がります。


まとめ

10万円前後でのトイレリフォームは可能です。メインになる費用は便器そのもの。便器にたくさんの機能を求めなければ10万円以下のリフォームが可能です。床の張替えも一緒にしたほうが、別の機会にするよりリーズナブル。
まとめて見積もりをしてもらって検討してください。節水機能のついた便器への交換なら助成金が支払われる可能性もあるので問い合わせましょう。

マンションのトイレをリフォームしたい!費用はどのくらい?

マンションのトイレをリフォームしたい場合、排水管など共有部分が関連するため、どのようなリフォームができるのか気になります。
水回りのリフォームは、隣人へ迷惑を及ぼす可能性があるため慎重にしなくてはいけません。
また、気になることは費用面です。予算内でどのようなトイレができるのか、デザインを考える前に押さえておくべきことがあります。
まずどのようなトイレにしたいのかをシミュレーションし、
予算を考えながらスタイリッシュなトイレを実現していきましょう。

1.マンションのトイレのリフォームの流れ

マンションのリフォームで何をしたいかを考えましょう。

 

・便器の機能や大きさ

 

トイレでまずリフォームをしたいと考えることは、便器そのものの交換ということが多いようです。大きめの便器で座った時に楽であることや掃除のしやすさ、見た目の美しさなどでがポイントです。またウォシュレット機能付きかどうかも選択肢に置く場合があります。

そのほか、魅力的な機能として脱臭機能があります。自動的に脱臭してくれるものやリモコンで脱臭する機能などがあり、臭いが気にならなくなります。

 

・コンセントが必要になる場合も

 

便座の冷たさや夜の冷えが気になることがリフォームをしたい理由の場合、コンセントが必要になります。新しいマンションはコンセントが設置されています。が、古いマンションの場合はコンセントを取り付ける工事が必要です。

 

・タンクレスにする

 

高齢者が体をターンさせる場合や小さなお子さんがトイレトレーニングをする場合にある程度のスペースが必要です。それだけではなく、スペースがあると気持ちよく過ごせます。そのため、タンクのないトイレを考えている人も多いことでしょう。

タンクのないトイレにはそのほかにメリットがあります。朝出勤・通学前にトイレを続けて使うとタンクに十分水を貯められません。そのため、ちゃんと流せないという問題が出てきます。その点、タンクのないトイレは水道管の水圧を利用して流すため、いつでも同じように流せます。

 

・手洗い場を作る

 

特にタンクレスにした場合、タンクの上についていた手洗い場もなくなるため、手洗い場を作る必要があります。タンクの上にある手洗いは、意外と汚れが付着しやすいため、手洗い場を作ると掃除がしやすくなるのもメリットです。

ただし手洗い場を作るときに排水管を移動しなくてはならないのかどうか心配です。

 

・床や壁の張り替え

 

便器を新しくしたらトイレの部屋そのものも新しくしたくなります。また便器を交換すると便器の大きさなどの違いから床に跡が残ってしまうかもしれません。

床材はカビが生えにくい加工がほどこしてあるものや掃除をしやすい表面にでこぼこが全くないタイプなど。また、将来を考えてバリアフリーにしトイレの入り口を平らにすることも考えられます。将来、バリアフリーにする予定があるのであれば、全部一緒にした方が仕上がりもきれいでリーズナブルです。

 

・扉を新しくする

 

床や壁の張り替えをすると扉や天井が古ぼけて感じるようになるかもしれません。扉を全部帰るとするとそれなりに予算が必要になります。他のドアや廊下とのフィット感も考える必要があります。扉の内側を削ってペイント、または壁紙を貼るなどの選択もありです。トイレのドアは工夫次第で予算を抑えられます。

 

・トイレのアクセサリーもリニューアル

 

トイレの吊り戸棚やトイレットペーパーホルダーなども新しくして気持ちよく使えるトイレに。トイレ用洗剤やトイレットペーパーのストック、タオル類などをしまっておく棚があると便利です。ただ、全部見えてしまうと生活感が出てしまうので中が見えないような吊り戸棚にしてすっきりまとめておしゃれなトイレに。

 

マンションのトイレリフォームの流れ

 

基本的にトイレリフォームの工事はあまり大きな音が出るような作業はありません。また、ほとんどの工程を1日で終わらせてしまいます。多くて2日程度です。そのため、マンションで隣人に迷惑をかけることはまずないと言えるでしょう。

 

・養生

工事をする場合、工具や材料を運ぶ際に壁や床が傷つかないように養生をします。養生というのは、マスキングテープやシートを使って床や壁をカバーすることです。玄関からトイレにかけて養生をします。マンションの場合は、自宅の玄関だけではなく、エスカレーターの内部なども養生が必要です。

 

・撤去

便器を取り外します。このとき、水を止めてしまうので、キッチンなども水が使えなくなる可能性があります。壁紙や床材を交換する場合は、便器を取り外しのあとに全部撤去します。その後、必要に応じて給排水工事を行います。

 

・内装工事

壁紙と床材を貼り付け、棚を内装業者の人が設置します。この時点では水は使えるようになっています。

 

・トイレ設備の設置

便器などトイレ設備製品を搬入し、設置して完成です。

 

 

2.マンションのトイレのリフォーム費用の相場とは?

国土交通省がリフォームをする際の目安を発表しています。国土交通省の資料によると、温水洗浄便座の設置が8〜16万円、タンク式でのトイレ全体のリフォーム20〜100万円、タンクレストイレへの交換が30〜50万円です。便器の値段は幅が広く、安いタイプで7万円で、人気商品のほとんどが10万円代です。
壁や床の張替えは、トイレはほぼ5平米以下といのが一般的ですからあまり高価ではありません。3万〜5万円ほどです。ですから、せっかく新しい便器を取り付けるのであれば、内装も新しくしたほうが気持ち良いかもしれません。費用を左右するポイントはどのトイレを選ぶか、タンク式にするかタンク無しにするかで費用が決まってしまいます。ある調査によるとトイレのリフォームにかける費用は21万〜60万円で実行した人が多いという結果が出ています。もちろん中には100万円以上かけて理想のトイレにした方もいらっしゃいますし、20万円以下でかなり満足のいくトイレにした人もいます。
手洗い場を作ったり、壁や床の交換もすると80万円以上になるため、リフォームで外せないポイントをチェックして予算を立てましょう。

まとめ

トイレのリフォームで考えられる工程は次のようなものがあります。

 

・便器の機能や大きさ

・コンセントをつける

・タンクレスにする

・手洗い場を作る

・床や壁の張り替え

・バリアフリーにする

・扉を新しくする

・トイレのアクセサリーをリニューアル

 

どのようなトイレにしたいのか、予算によって絶対外せないことはなんなのかを考えることが大切です。一般的には21万〜60万円の範囲でトイレのリフォームをしている人が多いというデータがあります。その上で業者に見積もりを作ってもらって費用を調節していき、理想的なトイレリフォームを実現しましょう。マンションのトイレリフォームを数多くこなしている業者がおすすめです。

マンションの「トイレ」をリフォームで快適に!スタイリッシュな例を紹介

マンションでリフォームを考えるとき、トイレなど水回りがトップに並びます。ネットで探すと素敵なトイレにしたリフォーム例をたくさん見られます。トイレは急なお客様が突然利用するかもしれない場所です。素敵なトイレですと家のイメージがアップする、とても大切な場所。歳をとっていくとトイレで急に倒れてしまったという事例も増えます。排泄行為は、血圧にも関連することですから気持ちよくできる環境を整えることは健康のためでもあります。
ただし、マンションのトイレリフォームは制限があるため、事前に知っておかなくてはならないことがたくさんあります。そのような問題をクリアしてリフォームを実現した例を参考にして、素敵なトイレを考えていきましょう。

マンションのトイレリフォームで知っておくべきポイント

マンションのトイレは広さや排水管に制限があります。デザインを考える前にどのような点を注意しなくてはならないかを知っておくと失敗せずに理想的なトイレリフォームができます。

・排水管の位置

トイレの汚水を排水する排水管の位置は、マンションによって2種類あります。排水管が壁に向かって伸び、壁沿いに排水する「壁排水」と排水管が見えない便器から直接床の排水管に流れる「床排水」です。
古いマンションは床下に空間が少なかったため、壁排水の場合がほとんどです。最近のマンションは、床排水が増えています。排水管が後ろ側に出ていないため掃除しやすいなどのメリットがあるためです。
トイレは、「床排水用」と「壁排水用」のタイプ別にデザインされています。ご自分のマンションがどちらの排水方式かを確認して選びましょう。

・便器の大きさ

便座はやはり大きい方が座った時に安定感があります。そうはいっても、座り心地だけで大きな便器を採用するのはおすすめできません。便器とトイレの広さのバランスを考えないと、スペースが少なくなって使いにくくなるからです。
便器の形を厚紙に描いてトイレに置いてみるとどのくらいスペースがあるのか、便器の前に立ったときにどの位置に立つことになるのかなどがわかります。トイレルームの縦横の長さを正確に測ってリフォーム業者に質問してみてはいかがでしょうか。

・タンクレスにする

タンクを外してしまうとすっきりと広々と見えるだけではなく、実際にスペースが広がります。そのため、最近はタンクレスを考えている人が増加中。タンクのあった場所に収納場所を確保することでさらにスッキリと片付けられることもメリットのひとつです。
タンクレスのシステムは、水道水が直接便器の中に入って洗浄します。そのため、ある程度の水圧がないと洗浄がうまくいきません。事前に水圧チェックをすることが必要です。

・賃貸マンションでもリフォームができるの?

マンションのオーナーにとってメリットがあれば、OKになる場合があります。賃貸マンションは、退出時に原状回復することが義務付けられています。が、もともとの状態より改善されているのであれば、問題はないはずです。当然、リフォームをする前にオーナーとの相談は必要です。
ただし、もしウォシュレットを設置し、退出時に持っていきたいと思っているのであれば便座などはそのまま保管しておき、退出時に設置し直さなくてはいけません。また、便器そのものを変える場合は、排水に関してきちんとチェックして、間違いが内容にしましょう。

マンションのトイレのリフォーム例

それでは具体的にマンションのトイレのリフォーム例をご紹介します。

・タンクレスのトイレにする

タンクレスの便器に変更してスペースを確保。便器の奥に収納場所を作りました。扉付きの棚は便器より少し高め、タンクがあった位置までの高さです。扉付き収納棚の上は、飾り棚として利用します。ヘデラやシュガーバインなど耐陰性のある小さめの観葉植物を飾るとおしゃれです。
タンクの上に手洗い器が設置されていた場合、独立型手洗い器が必要です。マンションのトイレスペースにぴったりなブランケットタイプがおすすめです。ブラケットタイプとは壁掛けという意味で、狭い空間に対応します。独立型手洗い器のメリットは、手洗いの際に水が飛び跳ねにくいのでトイレを汚す可能性が少なくなることです。掃除の回数を減らしてもトイレをきれいにキープできます。

・クロスと床、天井の張り替えだけでも雰囲気が変わる

トイレは湿気が多く、汚れが蓄積しています。壁紙や床材を取り替えるだけでおしゃれになります。マンションのトイレは幅80cm×奥行き120cmが平均的な広さ。壁紙や床材を明るい色にするだけで開放感のあるトイレが実現されます。ポイントは床材です。できるだけ耐久性があり、汚れにくい素材を選ぶと掃除が楽できれいが持続します。
おすすめは、フロアタイルです。フロアタイルは、塩化ビニル樹脂をタイルのように加工した床材で、傷がつきにくくデザインも豊富です。モップでの水拭きで十分にきれいになります。
壁と天井を白に統一し、床を大理石調にするとゴージャスです。

・棚をプラス

トイレで利用するアイテムは、トイレに置いておいた方が便利です。しかしトイレットペーパーのストックが丸見えなのはイメージダウンです。また、タオル類も棚にそのまま積んでおくと臭いや湿気を吸い込んでしまうかも。
扉付きの棚を天井から吊りさげると掃除に使う薬剤も収納できて便利です。生理用品も収納しておくと、急な状況に対処できます。床面積が狭くならないように、吊り棚にすること、扉は天井や壁と同じ明るい色にすることで狭苦しい感じにならないようにしましょう。

まとめ

マンションのトイレには制限がいろいろありますが、理想的なトイレにできます。気持ち良い生活ができることが最大の魅力です。

・タンクレスにする

・壁紙や天井、床材を張り替える

 床材はフロアタイルがおすすめ

・棚をプラスすると生活臭のあるものが外に出ない

プライベート空間では一番お客様の目に止まる場所でもあるトイレ。小さな空間ですが、とても大切な場所です。
記事を参考にして素敵なトイレを実現してください。

トイレリフォームはどの程度日数がかかるもの?

トイレリフォームしたいものの、どの程度日数がかかるのかわからないから不安という声をよく聞きます。
トイレは、日常生活で頻繁に使用するものです。トイレリフォームに予想外に日数がかかってしまうようでは、
本当に大変なことになってしまうでしょう。
そのような事態になってしまわないように、あらかじめトイレリフォームの工事の目安を知っておきましょう。
ざっくりトイレリフォームは、このような日数で行われています。

トイレリフォームは実際に日数はどの程度かかるものなのか

トイレリフォームにどの程度日数がかかってしまうのか、不安な方々もきっと多くいらっしゃることでしょう。実際にトイレリフォームにかかる日数は、トイレ本体取り換えの場合には、半日から1日程度で完了することができます。しかし、そうでない場合も多くあります。
例えば、和式トイレから洋式トイレへのリフォームという場合では、付け替える工事が必要なため、2~3日日数を要してしまうケースがあります。

トイレリフォームにかかる日数が1日程度のケース

例えば、古い洋式トイレを新しい洋式トイレにリフォームするトイレリフォームするという方々もいらっしゃるでしょう。古い洋式トイレを新しい洋式トイレにリフォームするリフォームをすれば、流す水の量を減らすことができるから、非常にエコな生活を送ることができます。

また、水を流すタンクをなくすことができるので、トイレのスペースを広くすることができるメリットがあります。このような、古い洋式トイレを新しい洋式トイレにリフォームトイレリフォームは、基本日数は、1日程度で完了することができます。一般的には、トイレリフォームでも、本体を取り替えるだけのものでしたら、2時間から3時間程度で完了することができます。
床材(クッションフロア)や壁のクロスの張り替え工事でも、4時間から5時間あたりです。工程は、現在使用している便器、給水タンク、配管との接続部分を解体、撤去します。次には、老朽化している上下水管を交換する作業が入り、新しく設置するトイレの排水部分、給水部分を設置します。(水道の元栓を止める場合もあります。)

次には、新しいトイレを設置し、配管と接続します。
最後には、通水確認、漏水確認をして、お客様に、基本的な操作方法の説明をおこないます。トイレをタンクレストイレにリフォームする場合には、 手洗いをトイレ内に設置する必要が出てきてしまうため、新しく給排水管を設置する配管工事が必要になることもあり、日数が1日以上かかることがあります。

トイレリフォームの日数がかかる場合

また、トイレリフォームは、かなり日数を要する場合もあります。 和式トイレから洋式トイレへのリフォームというケースでも、トイレそのものを付け替える工事が入るため、日数は、2~3日程度要してしまうことになります。

1日目には、既存トイレの解体・撤去・段差解消工事が入ります。

2日目には、トイレ本体の取り付けをし、 動作確認・取り扱い説明など行います。

しかしトイレリフォームの工程で、この段取りがズレて、3日目を要することがあります。便座の付け替えだけでなく、配管工事や内装工事などが必要になってしまうようなケースでは、やはり工事はかなり大がかりなものになってしまうでしょう。このようなトイレリフォームでは、日数が、3日から5日程度かかることもあります。

では、そのトイレリフォームの期間トイレを使用することができないのでしょうか。このあたりのことはやはり一番気にしなければならない問題です。日数が1日というのでは、買い物に出かけている間に工事が終わっている程度の感覚なので、なんとか我慢すれば、すぐにトイレは使えるようになります。しかし数日日数を要するケースでは、 仮設トイレを使うことがあります。

また、配管の工事など、複数の工程が入るケースもあり、かなりの日数、トイレが使用できないケースは出てきます。仮設トイレを利用するケースでは、 撤去費用と、使用料と言ったものも、トイレリフォームの予算に含まれてくるので、あらかじめリフォーム予算として組んでおくことをおすすめします。

まとめ

トイレ本体取り換えの場合には、半日から1日程度で完了することができます。しかし、そうでない場合も多くあります。
ですから、トイレリフォームの場合、まずは現地調査をおこなって、工事内容・範囲をしっかり打ち合わせして、スタートすることをおすすめします。

トイレリフォームという言葉のイメージから、日数が何日もかかってしまうかもということを不安に思っている人たちが多いようですが、 トイレ本体を交換するだけのリフォームの場合、床材や壁紙を変えても、数時間から半日程度の日数で済ますことができます。基本トイレリフォームは、想像している以上手軽に行うことができる方法です。

【問題解決】即日トイレリフォームはどこまで可能なのか

トイレリフォームでどのような悩みを多くの人たちが抱えているのでしょうか。トイレは私達が日常生活で頻繁に使用する場所です。もしも、トイレリフォームに時間がかかってしまったら、という悩みを持っている人たちは、やはり計画を断念してしまうことになるのではないでしょうか。
果たしてトイレリフォームは即日工事が可能なのでしょうか。トイレリフォームは即日可能ですが、残念ながら不可能な工事もあります。そのあたりの違いを今回ばっちり解説しましょう。

トイレリフォームは即日可能なのか

もしも希望している場所が、トイレ本体なら、即日工事が完了可能であり、即日でないケースでも1日あれば完了することができます。既存便器の撤去、新規取付、またクッションフロア張替程度の工事なら半日~1日で工事することができます。
ただし、そうでないケースも残念ながらあります。トイレリフォームにはおおがかりな工事もあり、例えば手洗いを新設する場合、位置を大きく変えなければならない場合、 内装工事が必要になってくる場合など、日数が必要なケースも出てきます。
ですから、あらかじめ現地調査すること、 また工事内容・範囲を明確にすることをおすすめします。それぞれをもう少し詳しく見てみましょう。

トイレリフォームが即日可能なケース

例えば、古いトイレから、全自動おそうじトイレに交換という場合、トイレ工事にかかる時間は、だいたい4 時間程度、即日完了します。
この場合は、水道の使用ができない時間帯は、だいたい5分程度です。このあたりの時間帯なら、日常生活に支障をきたすこともそれほどなく、工事の決断もつけやすいのではないでしょうか。
ただし、 クロス・床材の張り替え工事を含んでしまえば、もっと時間を要することになります。
トイレリフォームの内容は、最初にまず、古い便器の撤去を行います。養生ボードとは、ペンキや接着剤などをつけたくない部分から床や壁を保護するために利用するものです。工事に入る前には、 養生ボードを敷きます。そして、閉栓し、いよいよ便器取外し工事です。

次の工程では、 排水口を取付けて水道工事を行っていきます。 フランジを取付けします。フランジとは配管の継手のすき間を埋め、漏れを止める役目をするものです。
水道を止めて、 止水栓取替えして、再び水道を開きます。

次の工程では、配管工事・トイレカウンター取付けを行います。水栓・手洗いボールの取り付けをし、配管工事を行います。次にはトイレカウンター取付けをします。そして全自動おそうじトイレの設置、 洗剤タンク取付けです。
全工程が終了したら、実際に運転をし、水漏れがおこらないかなど最終的チェックをします。
養生を撤去して、最終的にトイレルームの中を綺麗にお掃除して、トイレリフォームを依頼されたお客様に対して、トイレの使用方法について説明をおこないます。この工程が、だいたい4時間程度です。

トイレリフォームが即日できない場合

基本トイレ本体取り替えという発想なら、おおかた即日、1日程度で完了することができます。ただし、そうでない場合はあります。例えば、和式トイレから、洋式のトイレにリフォームする場合、2日程度時間を要してしまうでしょう。
トイレリフォームで、床の張り替えがともなう場合、水道管が古くなっていて、それも交換しなければならない場合、また3日~4日必要になって来ます。
また、トイレの位置を変える大がかりな工事、プラスα床や壁の張替え作業、更に構造を広くする作業の場合、別に手を洗うところを作りたいという場合、更にトイレリフォームのため時間を要することになります。便器の取り替えのみ、洋式から洋式 タンク式トイレのトイレリフォームなら、即日完了することができます。
工事内容が便器交換、タンクレスなどにしたときに水道工事が入るケースでは、半日~1日程度です。
和式トイレから洋式トイレへのリフォーム、タンクレストイレの設置、洗い場の設置など水道工事が入る場合には、1日~2日程度時間を要することになります。ただし、それ以上時間はかからないと見ていいでしょう。
また2日程度時間を要する工事となれば、レンタルトイレの設置についても考えることになります。あらかじめそのようなことも、依頼する業者さんとよく打ち合わせをしておくようにしましょう。携帯トイレを事前に購入しておくというのも方法のひとつです。
また、トイレの土台にトラブルが起きてしまった場合、水道菅が古くなっていた場合、それらの取り替え工事が必要な時には、3日以上工事に日数がかかってしまうことになります。ただし、それ程確率は高い訳ではありません。

まとめ

いかがでしょうか。まずは、あなたがしたいトイレリフォームを、もう少し具体的に考えて、業者さんにしっかり相談してみてはいかがでしょうか。予測出来ない事態もあるでしょう。業者さんとしっかり向き合い
話し合いすることがおすすめです。そのような信頼出来る業者さんを普段から抑えておくといいですよね。近所の人たちにも、そのような業者さんがいないか聞いてみましょう。
トイレリフォーム本体交換なら基本は即日工事可能です。しかし、そうではない場合もあります。和式トイレから、洋式のトイレにリフォームする場合、床の張り替えがともなう場合、水道管が古くなっていて、それも交換しなければならない場合などのケースでは更に時間を要してしまうことになります。

戸建てやマンションの住宅のトイレをリフォームする際の相場や注意点は?

最近はトイレのリフォームをする方がとても増えているということをご存知でしょうか。

いまこの記事を読んでくださっている方の中にも

「古くなってきたから最新型のトイレに変えたい」

「和式トイレから洋式トイレに変えたい」などと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、トイレのリフォームの費用はどんな工事をするかどうかによって大きく変わるんです。
具体的に、トイレのリフォームにはどのような手順を踏む必要があるのでしょうか。今回の記事では、マンションや一戸建てのトイレリフォームについて解説します。

一戸建て住宅のトイレをリフォームする場合の相場

一方、一戸建てにお住まいの方がトイレをリフォームする際にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

便座のみを変更する場合

便座のみ変える場合の費用は、ウォシュレットタイプに変更する場合には2万5000円~5万円前後です。

便座+床と壁もリフォームする場合

便座のみの場合に+5万円~15万円前後で床と壁をリフォームすることができます。ただし、どのようなタイプの床やクロスを使用するかどうかによって費用は大きく変わります。
トイレの場合、使いたい材質に臭い対策ができるかどうかや耐水性があるかどうかをしっかり確認しなければ失敗してしまうことがあるので注意が必要です。

タンク付きのトイレからタンクレストイレに変更したい場合

タンク式トイレから最新型のタンクレストイレに変更する場合には、20万円~40万円ほどの費用がかかります。
また、トイレだけでなく手洗い場などの設置もする必要があるため、工事期間や費用もそのぶんかさむことが多いです。
また、上記のトイレに加えて


・ドアのリフォーム(2万円程度)
・トイレットペーパーホルダーやタオル掛けの変更(最低2000円~)などを取り替える方もいます。 

和式トイレから洋式トイレにリフォームする場合

古い住宅の場合、和式トイレから洋式トイレにリフォームするケースもありますよね。その場合には、床を壊したり電源を取り付ける必要があるため、そのぶん工事期間や費用も大きくなりがちです。
一般的にリフォームには3日~4日ほどかかり、費用も最低30万円前後は必要となります。


一戸建て住宅のトイレリフォームをする際は

・タンクレストイレが設置できるほどの水圧があるか
・希望のトイレを設置できるだけのスペースがあるか
・リフォーム後に快適にトイレを利用できるだけのスペースを確保できるか
・選んだ床やクロスはトイレに適しているかどうか

などに注意して選ばないと、せっかくのトイレリフォームが失敗に終わってしまうことがあるので、注意が必要です。


まとめ

いかがでしょうか。マンションも一戸建ても、トイレリフォームしようと思うと結構な費用や工事期間がかかることが多いです。
ですが、トイレは私たちの生活にかかせない大切な場所です。現在のトイレに我慢できないほどのストレスがある場合には、思い切ってトイレをリフォームするともっと快適に過ごすことができるようになりますよ。

トイレの移動がしたい!リフォーム方法をご紹介

「もっと寝室に近い場所にトイレを移動したい」

「古くなったからトイレをリフォームしたい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、トイレのリフォームにはどのような工事が必要かよくわからないという方がほとんどだと思います。実は、場合によってはトイレのリフォームは私たちが想像している以上に大変なんです。
今回の記事では、トイレを移動したい方に向けてリフォームの仕方やかかる費用等をご紹介します。

トイレを和式から様式に変更する場合にかかる費用の相場は?

古い家の中には、トイレが和式のままというところも多いのではないでしょうか。「しゃがむのがつらいから、洋式トイレに変更したい」と思う方も多いです。
和式トイレから洋式トイレに変更する場合にはだいたい20万円~60万円ほどかかります。費用はどのようなタイプの洋式トイレに変えるかによって大きく変わります。

具体的には
・便器とタンク、便座が設置されている最もメジャーなタイプの「組み合わせトイレ」の場合 18万円~40万円前後
・便器とタンク、便座がもともとすべてくっついている「一体型トイレ」の場合 20万円~50万円前後
・標準装備でウォシュレットがついているタンクがない最新型の「タンクレストイレ」の場合 25万円~60万円


トイレ以外にも床や内装も変えたい

トイレだけでなく、床や内装も変える場合には、臭いや耐水性などに優れている素材を選ぶようにすることがポイントです。床のリフォームは素材によっては2万5000円前後からすることができます。

主に床素材には

・フローリング
・クッションフロア
・タイル

の3種類があります。

費用に関しては、2畳の場合だと

・フローリング 5万円~10万円前後
・クッションフロア 2万5000円~5万円前後
・タイル 8万円~10万円前後

となることが多いです。

また、トイレの床をリフォームする場合にはクロスなどの内装も一緒にリフォームする場合がほとんどですが、こちらも選ぶ素材によってはプラス8000円~3万円前後でリフォームすることができます。

リフォーム費用は

・ベーシックタイプの「ノーマルクロス」 2畳の場合 8000円~2万円
・デザイン性の高い「ハイグレードクロス」2畳の場合 1万2000円~3万円

となることが多いです。

トイレを移動させるリフォームをする場合には排水管の工事も必要?

冒頭部分でもお伝えしましたが、トイレを移動させるリフォームには排水管を移動させる大掛かりな工事が必要です。
もともとトイレがあった場所から離れたところにトイレを設置する場合には、そのぶん給排水管の距離ものびるため工事期間も費用もかさみます。
場合によっては、壁や床をはがして中のものをすべて取り替える「スケルトン工事」というものが必要になる場合もあります。排水管などを移動させる工賃は、業者やケースによってことなります最低でも20万円以上かかることがほとんどです。

トイレの場所を移動するリフォームをする際に気をつけるポイント

トイレを移動させる場合には、以下のことに気をつけなければなりません。

排水管を動かす必要がある

場合によってはトイレ移動のリフォームができないこともある

先程もお伝えしたとおり、トイレの場所を変えずにリフォームをする場合には排水管の工事は必要ありませんが、トイレの場所そのものを移動させる場合には排水管の工事が必要となります。
移動させたい場所がトイレの設置に向いていない場合には、希望の場所にトイレを移動させることができない場合もあります。トイレの排水には排泄物が含まれているため他の下水等と同じ排水管を使うことができません。
その他にも、排泄物が逆流させないためにトイレの排水管にはある程度の傾きが必要なのですが、設置したい場所に排泄物が逆流することのない十分な傾きがない場所であれば、トイレを設置することができません。そのため、トイレを移動させるためのリフォームそのものができない場合があります。トイレのリフォームを検討する際には、移動させたい場所に本当にトイレを設置することができるのか業者にしっかり確認してもらうようにしてください。

まとめ

いかがでしょうか。トイレ移動のリフォームはもっと簡単にできるのかと思っていたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
和式トイレから洋式トイレに変えたり、床や壁を変えるなどトイレの場所を移動させないのであれば、工事期間も費用もそれほどかさみませんが、トイレそのものを移動させるリフォームをする場合にはかなりの費用が必要となります。
トイレを移動させるリフォームを検討している方は、自分の設置したい場所に本当に移動させることができるのかしっかりと業者と話し合うようにしましょう。

トイレのリフォームで失敗しないためのポイントとリフォームの流れ、時間

トイレのリフォームについて詳しい情報ってあまり聞いたことがありませんよね?相場はいくらなのかや、トイレのリフォームってどういう流れで工事が行われるのかなど、実際リフォームをすると決まってから色々疑問点がたくさん出てきて困ってしまうこともあるかもしれません。
ここではトイレのリフォームで失敗ためにリフォームの細かい流れや、失敗しないためのポイントをご紹介していきます。

トイレのリフォームについて

家は古くなればなるほど、水回りに異常が出ることが多いため、古い家のリフォームで上位にランクインする「トイレのリフォーム」。
このトイレのリフォームの相場は簡単なものだと10~20万円ほどですが、複雑になればなるほど相場は上がります。
トイレのリフォームの作業時間も便器を付けかえるだけなら所要時間は最短3時間ほどで済む場合が多いですが、追加で壁のタイルを張り替えたり、洗浄温水便器に付け替えたりするだけでも所要時間は大幅に伸びることもありますし、トイレのリフォームの作業工程にも追加される作業が含まれます。
そして、トイレは生活するうえで必需品なので、故障したと気付いたらまずは、家族と相談してリフォームについて問い合わせましょう。

トイレのリフォームで失敗しないためのポイントとは?

トイレのリフォームで失敗しないためのポイントとして、事前の確認を怠らないことと、予算の把握が大切です。
事前に業者に確認しておくべきことは、トイレのリフォーム工事の費用がいくらかかるかや、リフォームの作業日程の相談、メーカーはどこで取扱いしているのかや、工事期間などです。他に、どのようにトイレをリフォームしたいか全く決まっていない場合、詳しく相談できるかどうかも確認しておくと安心です。
また、自分の家のトイレの広さを計っておくことで、新しく取り付ける便器の大きさを決めることができるので、トイレの中のコンセントの位置とトイレの広さを把握しておくことは必須で行いましょう。
それによってリフォームできるトイレの設備も変わってきます。しっかりと事前確認した後に予算をあらかじめ自分で把握しておきます。
トイレのリフォーム費用は、便器を新しく取り付ける場合、新しく取り付ける便器の代金が工事費に加算されるので、事前に予算の事を考えておかないと後で予算オーバーしてしまうことになります。きちんと予算を決めておいて、予算の範囲内で交換する便器を決定しましょう。

トイレのリフォームの流れ①(1、お問い合わせ(相談)~3、養生・トイレ解体まで)

1、お問い合わせ(相談)

トイレのリフォームをするうえで、まずは概要や費用を知ることが大切なので、まずは相談ベースで気軽に問い合わせてみましょう。問い合わせる日の目安としてはリフォームの日の約3~4週間ほど前がいいでしょう。

2、工事前の説明

トイレのリフォームをすることが決定したら、まずはトイレのリフォームの工事について当日の流れや費用や見積もり、そして契約などを済ませます。その後トイレのリフォームの工事前の注意事項についての詳細の説明がありますので、きっちりメモをとって聞きましょう。

3、養生・トイレ解体

トイレのリフォーム当日、まずは廊下を業者の人が養生し、トイレのリフォームが始まります。まず最初はトイレの解体から行います。この時から作業終了までトイレは使えません。そして、トイレの解体では、今まで使用していた便器と給水タンク等を解体します。
その際に機械音が鳴るため、隣近所が近い場合は隣の家の人に一声かけておくと安心です。

トイレのリフォームの流れ②(4、便器取り付け・配管接続~6、後片付け・施工確認まで)

4、便器取り付け・配管接続

水漏れや配管のためのスペースを十分にとってから、業者の人が設計図をもとに配管接続と便器の取り付けを行います。ここでしっかりと配管接続ができているか入念に作業員の方でチェックが行われるので少し時間がかかるかもしれません。

5、便座・リモコン取り付け

配管接続が終わったら、次に便座やリモコンの取り付けを行います。便座はヒビ割れ等の初期不良がないか確認しましょう。

6、後片付け・施工確認

トイレのリフォームが全て終わった後、後片付けをして施工確認完了後、問題がなければといれのリフォームは終了となります。

まとめ

トイレのリフォームについての流れを詳しくみてきましたがいかがだったでしょうか?トイレは毎日家族が使うなくてはならない場所です。そのため、トイレのリフォームの際は、あとで不備が見つかったりして失敗しないように、事前の確認や予算の把握が非常に大切になってきます。
事前にそれらを確認したうえで、当日どのような流れでトイレのリフォームが行われるのか、その作業工程もきっちり把握しておきましょう。

毎日使うトイレだから知りたい!リフォームするのに最適な年数とは?

トイレは家族が毎日使う大切な場所です。そして、使い方や手入れが行き届いていれば、ある程度長く使うことができます。
しかし、月日が経つとトイレも劣化してくるため、トイレのリフォームが必要な時期は必ずやってきます。ここからは、そんなトイレは何年くらいでリフォームするのがベストなのか?という観点からトイレの生活寿命や家の築年数からみるトイレの交換時期の目安などを詳しくみていきましょう!

トイレは何年ぐらいでリフォームするのがベスト?

トイレは何年ぐらいでリフォームするのが一番最適なのでしょうか?これには、色々な意見がありますが、だいたいの目安の時期としては10年~15年程度です。この目安の時期というのは、その家の家族構成や家の築年数によって違ってくるので、あくまでも上記の年数は目安として頭に入れ、あなたの家の築年数と家族構成で考えてください。

トイレの本体は、使い始めてからおよそ10年~15年で、どこかしらに水漏れや詰まりなどの不具合が出てくることが多いです。しかし、耐久性は高く、それでも使い続けようと思えば、修理やメンテナンスを繰り返しながら30年でも40年でも使うことができます。そのため、あくまで目安ですが配管などの不具合があった場合に関しては10~15年ほど経ったら一度メンテナンスを頼むのをおすすめします。もしも、あまりにもメンテナンスが頻繁に必要になって修理費がかかり過ぎる場合は、思い切ってトイレのリフォームをするのもいいでしょう。
このようにリフォームしなくても、トイレは修理しながらであれば、長く数十年も同じトイレを使い続けることもできるのです。

トイレのリフォームに最適な時期は、家の築年数から決めてもいいです。例えば、家を買ってからおよそ30年を超えると、どこかしらに不備やメンテナンスが必要になってきます。本体は10年~15年を目安に交換を検討するのがいいですが、トイレ自体のリフォームとなった場合は、その家の築年数がおよそ30年前後を超えたあたりで一度するのがいいでしょう。
家の老朽化というのは、築年数が30年経ったあたりから、それまでどう使っていたかでも変わってきますが、メンテナンスが必要になったりする場合もあるので、思い切ってリフォームに踏み切るのも良いかもしれません。

トイレリフォームのベストな年数は ?

トイレの配管に何かしらの不具合が起こる目安としては、トイレを購入してから約15年~20年の間に起こるといわれています。そのため、配管の故障や水漏れが起こったら、まずは業者にメンテナンスをお願いしましょう。
そして、その後頻繁に修理が必要になったら、お金も継続してかかるので、思い切ってトイレのリフォームを依頼するのも良いかもしれません。

トイレリフォームのきっかけは?

ただ、トイレのリフォームのきっかけは決して、トイレが故障したタイミングではありません。トイレのリフォームには、リフォームするのに最適な時期というものがきちんとあり、その時期を見極めるのが大切なのです。例えば、トイレのレバーがあまり効かないといった不具合も出てくる可能性もあり、そのまま使い続けていると、水が流れ続けて大変なことになる可能性もあります。
そうならないように、気付いた時にトイレのリフォームは検討するのが良いでしょう。あくまでも目安ですが、築年数やその家の家族構成によってトイレのリフォーム時期も変えていくといいです。

トイレの交換時期の目安

ここからは、そんなトイレの交換時期の目安についてここからはみていきましょう。もちろん数十年も使い続けていて、頻繁に修理が必要になったら交換を検討しても良いですし、そのほかには「きちんと掃除しているのに、便器の汚れが最近落ちなくなったな」と思ったりすることもあるかもしれません。
ほかには、トイレの長年の使用による劣化が原因で本体からの水漏れが多くなったなど感じるかもしれません。こういった事が起こったら、その時が交換時期としては最適です。

まとめ

トイレのリフォームの時期には、最適な時期というものがあるということで、ここまで築年数やトイレの生活寿命やトイレのリフォームのきっかけをみてきましたが、いかがだったでしょう?トイレのリフォームを行うと、トイレの見た目はもちろんキレイでおしゃれな清潔感のある空間に変わって、家族にとっても良い気分転換にもなるでしょう。
また、最新式の便器なので、今までとは機能性も違い、過ごしやすい空間になるうえ、節水性能も最近のトイレは昔のものより上がっているので、水道代の節約というお財布にも嬉しい効果がある可能性があります。メーカーによっても、さまざまな違いがあるので、リフォームの時のトイレ選びは、事前に情報収集し、家族と相談してよく確認しましょう。